INTERVIEW
#04
わからないことは
周りの先輩が丁寧に教えてくれます。
前職:イベント業/20代男性
2025年4月入社|交通誘導警備員


代わりのイラストを掲載しております。
警備の仕事を選んだ理由
ハローワークで仕事を探していたとき、障がい者雇用の求人がとても少なくて、選べる仕事は4件ほどしかありませんでした。
その中で、「ここなら挑戦できそうだ」と思えたのが今の会社でした。
はじめは「どんな仕事だろう?」と不安もありましたが、一歩踏み出せたのは「できることから始めればいい」と思えたからです。
未経験でも大丈夫でしたか?
入社したばかりの頃は、わからないことばかりで不安も大きかったです。
「早く覚えないと」「迷惑をかけてはいけない」と、焦る気持ちもありました。
でも、実際に働いてみると——
わからないことは聞けば良い と気づきました。
頼ったら、ちゃんと返してくれる先輩たちがいました。
「大丈夫?」「一緒にやってみよう」と声をかけてくれる人が多い職場です。
今では、
“困ったときは助けを求めてもいい”
と自然に思えるようになりました。
仕事を始めてから生活リズムは変わりましたか?
働き方は日によって変わるので、休みが突然入ることもあります。
その分、体を休める時間ができたり、ちょっとした家のことをできたりと、気持ちと生活に余裕が生まれました。
もちろん、働く日数と収入のバランスは考える必要がありますが、
「今日は休んでいいんだ」と思える日があるのは、気持ちが軽くなる部分もあります。
やりがいを感じる瞬間
現場では、歩行者の方や作業員の方に声をかけてもらうことがあります。
「ありがとう」
「助かったよ」
その一言が、心にすごくしみます。
自分の立っている場所には意味があるんだと、ちゃんと実感できます。
また、新しい現場に行くときは、周りの建物や道順を調べることもあります。
少し大変ですが、「知っておくと誰かの役に立てる」 と思うと前向きになれます。
障がいがあっても働けますか?
はい。自分のペースで、ちゃんと働けます。
私は生まれつき、軽度の知的障がいがあります。
会話の中身を理解するのに時間がかかることもありますし、仕事を覚えるのにも人より少し時間が必要です。
でも——
わからないことは、聞いていいんです。
それをちゃんと受け止めてくれる人が、この会社にはいます。
大きな声でうまく説明できなくても、
時間がかかっても、
思ったように動けない時があっても、
「大丈夫、一緒にやろう」 と言ってくれる人がいます。
「向いているのは、こんな人」
- ゆっくりでもいいから、続けてみたいと思う人
- 体を動かすことが苦じゃない人
- 困ったときに「教えてください」と言える人
特別なスキルは必要ありません。
できることから少しずつ、で大丈夫です。
最後に、これを読んでくれている人へメッセージをお願いします!
仕事を探していると、
「自分にできる仕事はあるのかな…」と心配になることがあると思います。
自分も、そうでした。
でも、ここでは大丈夫でした。
一人で抱え込まなくていい職場です。
もし少しでも「やってみようかな」と思えたなら、
その気持ちを大切にしてほしいです。
あなたのペースで、一緒に働けたら嬉しいです。



